【NISA開設】今からでも遅くない?投資開始にベストな時期とは【2026年】

【中級】ねこねこNISA

先生!この前はNISAの基礎知識について教えてくれてありがとうございました!でも・・・

ももたろう君、どうしたんだい?

新NISA制度が始まって数年が経っていてデータが集まっているのは分かるんですが、「もっと早く始めればよかった」とか「もうバブルが弾けるんじゃないか」っていう不安が頭をよぎってしまって・・・

そういった不安を抱えている人は実は本当に多いんだ。でも、NISAを始めるのに遅すぎるということは決してないよ。今回はそのことについて理論的に解説しよう。

結論から申し上げますと、NISAを始めるのに「遅すぎる」ということはありません。むしろ、迷って時間を浪費することこそが最大の損失です。

この記事では、投資未経験者や慎重派の方々に向けて、なぜ今からでも遅くないのか、そして今始めるべき具体的な理由と戦略を、徹底的に解説します。


1. なぜ「今からでは遅い」と感じてしまうのか?

多くの人が足踏みしてしまう理由は、主に3つの心理的・環境的要因があります。

  • 「安い時期を逃した」という後悔: 日経平均株価や米国株(S&P500など)が過去最高値を更新したというニュースを聞くと、「高値掴み」をしてしまうのではないかという恐怖が生まれます。
  • 複利の恩恵への焦り: 投資は早く始めるほど有利という原則を知っているからこそ、数年の遅れが致命的に感じてしまうのです。
  • 制度への理解不足: NISAが「期間限定のキャンペーン」のようなものだと誤解している場合、波に乗り遅れた感覚に陥ります。

しかし、これらの懸念は「長期投資」という視点を持つことで、すべて解消されます。


2. 「今すぐ」始めるべき5つの科学的・経済的理由

① 時間を味方につける「複利効果」は今からでも発揮される

投資の最大の武器は、運用益がさらに利益を生む「複利」です。 例えば、毎月3万円を利回り5%で運用した場合、20年後には約1,233万円になります。これを「もう遅いから」と5年先延ばしにして15年運用にすると、約800万円にしかなりません。 「過去の最善のタイミング」は昨日でしたが、「未来に向けた最善のタイミング」は常に今日なのです。

② 新NISAは「恒久化」されている

旧NISA(2023年まで)には非課税期間に制限がありましたが、2024年からの新NISAは非課税保有期間が無期限になりました。 つまり、今から始めても、30年後、40年後までずっと非課税で運用し続けることができます。「制度が終わってしまう」という期限を気にする必要はもうありません。

③ 「ドル・コスト平均法」がリスクを平準化する

「今が最高値だったらどうしよう」という不安への回答が、積立投資(ドル・コスト平均法)です。 一括投資ではなく、毎月一定額を購入し続けることで、価格が高いときは少なく、低いときは多く買うことになります。これにより、長期的な購入単価が平準化され、一時的な暴落はむしろ「安く買うチャンス」に変わります。

※ドルコスト平均法について詳しい解説はこちら

④ インフレ(物価上昇)リスクへの対策

2020年代に入り、日本でも物価上昇が顕著になっています。銀行に預けているだけの現金は、数字は減らなくても「買えるもの」が減るため、実質的に目減りしています。 NISAで株式や投資信託を保有することは、インフレから資産を守るための防衛策でもあります。

⑤ ライフプランの長期化(人生100年時代)

もしあなたが現在40代、50代だとしても、人生100年時代においては運用期間はまだ20〜40年以上あります。老後資金として取り崩しながら運用を続けることを考えれば、リタイア前後から始めても決して遅くはありません。


3. 「高値圏で始める」不安を解消する考え方

2026年現在の市場環境において、多くの投資家が「暴落」を懸念しています。しかし、以下の事実を忘れてはいけません。

市場は「右肩上がり」を前提としている

世界の人口は増え続け、テクノロジーは進化し続けています。短期的には暴落(コロナショックやリーマンショックなど)があっても、世界経済全体で見れば、長期的なチャートは常に右肩上がりを描いてきました。 10年、20年というスパンで見るならば、現在の「最高値」は将来の「通過点」に過ぎない可能性が高いのです。

待機コスト(機会損失)の恐れ

「暴落してから買おう」と現金を握りしめて待っている間、市場がさらに20%上昇してしまったらどうでしょうか?その後に10%暴落したとしても、結局今の価格より高いところで買うことになります。 これを「待機コスト」と呼びます。いつ来るかわからない暴落を待つよりも、市場に参加し続けることの方が、歴史的には高いリターンを生んでいます。


4. 失敗しないための新NISA活用戦略

今からNISAを始めるなら、以下のステップを意識してください。

ステップ1:つみたて投資枠をメインにする

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がありますが、初心者はつみたて投資枠から始めるのが鉄則です。金融庁が厳選した「長期・積立・分散」に適した商品しか買えないため、大きな失敗を防げます。

ステップ2:全世界株(オルカン)か米国株(S&P500)を選ぶ

個別の銘柄選びに迷う必要はありません。

  • 全世界株式(オール・カントリー): これ一本で世界中の企業に分散投資できます。
  • 全米株式 / S&P500: 経済成長を牽引する米国企業に集中投資します。 どちらも低コスト(信託報酬が低い)な商品を選ぶのがポイントです。

ステップ3:少額からスタートし、設定を忘れる

「月1,000円」からでも始められます。まずは設定を行い、自動的に引き落とされる仕組みを作りましょう。投資で最も大切なのは「相場を見張ること」ではなく「市場に居続けること」です。

項目内容
推奨商品eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など
投資手法毎月の自動積立
出口戦略必要な時まで引き出さず、20年以上保有する

5. まとめ:今日があなたの「投資人生」で一番若い日

ももたろう君、どうかな。「NISAは今からでも遅くないか?」という問いへの答えは、明確に「いいえ、今が最良のタイミングです」だよ。

ありがとうございます。これでやっと投資に踏み切る勇気が出ました!

とはいえ、投資はあくまで余剰資金で行うものだよ。生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)を確保した上で、無理のない範囲でスタートしてみてね。

投資をしないリスクは、投資をするリスクよりも大きくなっています。10年後の自分から感謝されるために、まずは証券口座の開設という小さな一歩を踏み出してみましょう。

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