「にゃんにゃんファイナンス学園」の第3回講義へようこそ!
証券会社という「お店」が決まったら、次はいよいよ「何を買うか(商品選び)」です。投資信託の世界には数千種類もの商品がありますが、初心者が選ぶべきものは実はごくわずか。
ももたろう君と一緒に、失敗しない「カリカリ(銘柄)」の選び方をマスターしましょう!
この記事の内容を動画で勉強したい方はこちら!
【銘柄選び編】迷ったらこれ!初心者向けの「三ツ星カリカリ」の見分け方
1. 「投資信託」は世界中の企業の詰め合わせパック
ヒロタカ先生!証券口座は準備できたけど、中を覗いたら『全米』とか『全世界』とか……呪文みたいな名前がいっぱいで、どれが美味しいカリカリなのかサッパリだにゃ。
はっはっは。投資信託というのは、プロが選んだ『おやつ詰め合わせパック』だと思えばいいんだ。一つの会社の株だけを買うのは、その会社が倒産したらおやつがゼロになるリスクがある。
ええっ!ゼロですか!それは困ります・・・
でもパックなら、世界中の何千もの会社が少しずつ入っているから、一社がダメになっても他がカバーしてくれるのさ。
私たちが投資信託を選ぶ際にまず理解すべきなのは、「インデックスファンド」という言葉です。これは、日経平均や米国のS&P500といった「市場の平均値」と同じ動きを目指す商品のこと。
いわば「みんなが食べている定番のカリカリ」です。変に凝った「限定味(アクティブファンド)」を選ぶよりも、まずはこの定番パックを選ぶのが、新NISA世代の正解ルートとなります。
2. 初心者がチェックすべき「3つの基準」
数ある商品の中から、ももたろう君のような初心者でも失敗しないための「三ツ星」の基準を整理しました。
① 手数料(信託報酬)がとにかく安いこと
投資信託を持ち続ける間、ずっとかかり続けるコストを「信託報酬」といいます。
- NG: 年率0.5%以上のもの(窓口で勧められるものに多い)
- OK: 年率0.1%前後のもの(ネット証券の優良銘柄)
0.1%の差なんて小さく感じるかもしれませんが、20年、30年と積み立てると、その差は数十万円、数百万円という差になって現れます。
② 運用実績が安定していて、規模が大きいこと
「純資産総額」という数字をチェックしましょう。これは、その商品に世界中の投資家がどれくらいお金を預けているかを示すバロメーターです。この数字が大きいほど、途中で運用が止まってしまうリスクが低く、安心して長く持ち続けられます。
③ 分配金を出さずに「再投資」していること
「毎月お小遣いがもらえる」というタイプは、実は効率が悪いです。増えた分をそのまま次の投資に回す「再投資型」を選ぶことで、雪だるま式にお金が増えていく「複利の魔法」を最大限に活用できます。
3. 具体的にどれを買えばいい?「王道の2択」
基準はわかったけど、結局どれが一番オススメなんだにゃ? ヒロタカ先生のイチオシを教えて!
究極の選択肢は2つだ。『全世界株(オール・カントリー)』か『全米株(S&P500)』。どちらかを選べば、まず大失敗はない。これを業界では『オルカンかS&P500か論争』なんて呼んだりするけどね。
選択肢A:全世界株式(通称:オルカン)
- 特徴: 日本、米国、ヨーロッパ、新興国など、地球上のあらゆる国の企業にこれ1本で投資できる。
- メリット: 「どの国が伸びるか」を予想する必要がない。米国がダメになっても、他の国が伸びればカバーできる最強の分散投資。
- 向いている人: とにかくリスクを抑えて、地球全体の成長を信じたい人。
選択肢B:米国株式(通称:S&P500)
- 特徴: アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界をリードするアメリカのトップ500社に投資する。
- メリット: 過去数十年の実績では全世界株を上回る成長を見せている。世界経済の中心はやはり米国だという考え方。
- 向いている人: 米国の成長に期待し、効率よくおやつを増やしたい人。
地球全部か、アメリカか……悩むにゃあ。どっちがいいんだにゃ?
悩むなら全世界株(オルカン)だ。これ一本で、ももたろう君は世界中の企業の『実質的なオーナー』になれる。これほど心強いことはないだろう?
4. 失敗しないための「積み立て」の鉄則
商品を決めたら、最後に大事なのが「買い方」です。一度に全額を突っ込むのではなく、「ドルコスト平均法」という魔法を使いましょう。
これは、「毎月、決まった日に、決まった金額だけ」を淡々と買う手法です。
- 価格が高い時は、少しだけ買う。
- 価格が安い時は、たくさん買う。
これを繰り返すと、平均的な購入価格が下がり、損をする確率をグッと抑えることができます。
安くなった時にたくさん買えるのは嬉しいにゃ! 暴落しても『バーゲンセールだ!』と思えば怖くないにゃんね。
その通り! 相場が荒れた時にパニックになって売ってしまうのが、猫にとっても人間にとっても一番の失敗だ。一度設定したら、あとは画面を見ずに、ひたすらお昼寝して待つ。これが一番の必勝法だよ。
まとめ:本日のカリカリ選びリスト
- 「インデックスファンド」を選ぶ(定番の味!)
- 手数料(信託報酬)が0.1%以下のものを選ぶ(無駄なおやつ代をカット!)
- 迷ったら「全世界株式(オルカン)」(地球ごと買う!)
- 「毎月定額」で積み立てる(感情を捨てて機械になるにゃ!)
新NISAの「つみたて投資枠」でこれらの銘柄を選べば、あなたの資産は数十年後、きっと大きなカリカリの山になっているはずです。



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