【検証】10年前の100万円 vs 100万円分の「金(ゴールド)」。

検証・実績

「子猫と始めるお金の勉強にゃんにゃんファイナンス学園」へようこそ! 今回は、最近の「値上げラッシュ」に悩む皆さんにぜひ読んでほしい、「お金の本当の価値」に迫る検証記事です。


はじめに

ヒロタカ先生……ボク、ショックです。学園の食堂の『特製マグロ定食』、10年前はもっと安かったって用務員さんが言っていました。最近は何でも値上がりして、ボクの貯金箱の中の1,000円札じゃ、前ほどたくさんおやつが買えない気がするんです。

それは鋭い感覚だね、ももたろう君。それが『インフレ(物価上昇)』の正体だよ。お金の数字は変わらなくても、そのお金で『買えるモノの量』が減ってしまうんだ。これを『通貨の価値が下がる』と言うんだよ。

ええっ!ボクが頑張って貯めた100万円が、放っておくだけで価値が減っちゃうなんて……。じゃあ、もし10年前に100万円を『現金』じゃなくて『金(ゴールド)』に変えて持っていたら、今頃どうなっていたんでしょう?

面白い実験だね。今日は、2016年の100万円と、当時100万円分買った『金』が、2026年現在の物価に対してどれだけの『購買力(モノを買う力)』を持っているか、ガチンコで対決させてみよう!


1. 10年前と今の「100万円」を比較してみよう

まずは「現金100万円」の10年間の歩みを振り返ります。

2016年の100万円で買えたもの

10年前、100万円あればかなり贅沢ができました。

  • 外食: 1回1,000円のランチなら1,000回食べられました。
  • 食品: 牛乳や卵、パンも今よりずっと安く、スーパーのカゴいっぱいに買ってもそれほど高くありませんでした。

2026年の100万円で買えるもの

銀行に預けていた100万円を引き出してみると、数字は「1,000,000」のままです(わずかな利息はつきますが、ほぼ無視できる程度です)。しかし、周りを見渡すと……。

  • 値上げの嵐: ランチは1,500円が当たり前になり、1,000回食べられたはずが、今は約660回しか食べられません。
  • 実質の価値: 数字は変わらなくても、「買えるモノの量」が約3割も減ってしまった計算になります。

うわぁ……!銀行に預けて安心していたのに、ボクのランチが340回分も消えちゃったってことですか!?現金って、持っているだけで目減りするリスクがあるんですね……。


2. 対戦相手:10年前の「100万円分の金」の正体

次に、10年前(2016年)に100万円を「金」に変えていた場合をシミュレーションします。

2016年の金価格

当時の金の小売価格は、1グラムあたり約4,500円〜5,000円程度でした。

  • 100万円で買えた量: 1,000,000円 ÷ 4,600円 = 約217グラム

当時は手のひらに収まるくらいの小さな金の塊でしたが、これを10年間、ももたろう君が大事に穴を掘って埋めておいたとしましょう。


3. 2026年、金の「購買力」はどうなった?

2026年現在、金の価格は歴史的な高騰を見せています。円安の影響も重なり、1グラムあたりの価格は当時の約3倍に迫る勢いです。

現在の評価額

仮に1グラム14,000円(※シミュレーション値)になっているとすると……。

  • 評価額: 217グラム × 14,000円 = 約303万円

さ、303万円!?先生、100万円が3倍になっちゃいました!これなら、ランチが値上がりしていても余裕で食べられますよね?

その通り。ここが一番大事なポイントだよ。物価が上がると、お金の価値は下がるけれど、金の価値は物価に合わせて(あるいはそれ以上に)上がることが多いんだ。これが『インフレに強い』と言われる理由だね。


4. 「ご飯をたくさん食べられるのはどっち?」の結論

具体的な「食事回数」で比較してみましょう。

  • 現金100万円: 10年前は1,000回食べられたランチが、今は約660回分に減少。
  • 金100万円分(303万円): ランチが1,500円に値上がりしていても、303万円あれば約2,020回分も食べられる!

圧倒的に『金』の勝利にゃん!金を持っていた僕は、10年前よりも2倍も豪華な生活ができるようになっているのに、現金を持っていた僕は、ひもじい思いをしている……。この差は残酷すぎます!


5. 前半のまとめ:金は「購買力を保存する容器」

前半の検証で、驚きの事実が明らかになりました。

  1. 現金は、インフレによって「買えるモノの量」が確実に減っていく。
  2. 金は、物価上昇や円安に合わせて価格が上がるため、資産価値が守られる。
  3. 10年間のスパンで見ると、金は現金の約3倍の「ご飯を食べる力」を維持していた。

現金は『決済(支払うこと)』には便利だけど、長期的な『保存』には向かないこともあるんだ。金は、いわば価値を腐らせないための『魔法の冷蔵庫』のようなものだね。

魔法の冷蔵庫……!ボクのマグロ定食を10年後も守るために、もっと金のことを知りたくなりました。でも先生、金がこんなに上がっている今から買うのは、もう遅いんでしょうか?

いい視点だね。後半では、今からでも間に合うのか、そして金投資で損をしないための『守り方』について詳しく解説していくよ!


次は、なぜこれほど差がついたのか、そして「今からでも間に合うのか」という核心に迫ります!


6. なぜこれほど差がついた?「円安」というもう一つの魔法

金が3倍近くに値上がりした背景には、金の価値そのものが上がったこと以外に、「日本円の価値が下がった(円安)」という大きな理由があります。

  • 金は世界共通: 金は世界中で「ドル」で取引されています。
  • 円安の影響: 10年前は1ドル=100円〜110円程度でしたが、現在は140円〜150円台。

つまり、世界的な「金自体の値上がり」に加えて「日本円のパワーダウン(円安)」が重なったため、日本で金を持っている人の資産はダブルで膨らんだのです。

なるほど!金は『世界で通用するお宝』だから、日本円が弱くなればなるほど、逆にキラキラと輝きが増すんですね。現金(円)だけ持っているのは、沈みゆく船に乗っているようなものだったのかも……。


7. 今から金を買うのは「高値掴み」で遅すぎる?

「こんなに上がった後で買うのは、一番高いときに掴まされる(高値掴み)のでは?」と不安になる方も多いでしょう。

インフレは「一時的な現象」ではない

歴史を振り返ると、一度上がった物価が元の水準まで下がることは滅多にありません。

  • 未来の100万円: 今の100万円で買えるものが、10年後にはさらに減っている可能性があります。
  • 金の役割: 金は「さらに儲けるため」に買うのではなく、「将来の物価上昇から自分のお金を守るため」に持つものです。

『もっと安かった時に買えばよかった』という後悔は、投資の世界ではよくあること。でも、10年後の自分から見れば、今の価格でも『あの時守りを固めておいてよかった』と思えるかもしれないんだよ。


8. 【シミュレーション】現金と金の「黄金比率」は?

いくら金が強いからといって、全財産を金にするのは極端すぎます。もしもに備える「バランス」を考えてみましょう。

シナリオ:資産500万円の家庭の場合

  • 現金:400万円(80%) → 急な出費や毎月の支払いに。
  • 金(ゴールド):50万円(10%) → インフレや有事の「お守り」に。
  • 投資信託:50万円(10%) → 世界の成長(株)を取り込む。

先生、これならもしインフレで現金の価値が少し減っても、金と株が頑張ってくれれば、トータルの『買えるモノの量』は減らさずに済みそうですにゃ!


9. 失敗しないための「金の持ち方」最終チェック

副業大家さんや投資初心者さんが、インフレ対策で金を導入する際のチェックリストです。

  1. 一度に買わない: 今の価格が高いか安いか判断するのはプロでも難しいです。毎月数千円ずつの「純金積立」で、時期を分散しましょう。
  2. 手数料をケチらない: ネット証券などを使い、購入時のコストを最小限に抑えるのが鉄則です。
  3. 「お守り」であることを忘れない: 金の価格が少し下がっても慌てないこと。金は「最後に笑うための資産」です。

10. まとめ:美味しいご飯を食べ続けるために

今回のインフレ対決のまとめです。

  1. 現金を「数字」だけで見ていると、知らぬ間に「購買力」を奪われる。
  2. 金は10年間で、現金の3倍近い「モノを買う力」を証明した。
  3. インフレや円安に備えるなら、資産の一部を「実物資産」に逃がしておく。
  4. 「今さら」ではなく「今から」の積立が、10年後の自分を守る。

ヒロタカ先生、ありがとうございました!ボク、貯金箱の中身を全部金にするのはやめるけど、少しずつ『魔法の冷蔵庫』に資産を移していくことにします。10年後も、今と同じように美味しい特製マグロ定食をお腹いっぱい食べたいですから!

ははは、美味しいご飯のためなら頑張れるね、ももたろう君。みんなも、通帳の数字が増えることだけでなく、そのお金で『何が買えるか』という本当の価値に目を向けてみてね。

はい!ボク、さっそく純金積立の申し込みをしてきますにゃ〜!


最後に

「子猫と始めるお金の勉強にゃんにゃんファイナンス学園」では、インフレという目に見えない敵から、あなたの資産を守る知恵をこれからも発信していきます。

現金の価値が揺らぐ時代だからこそ、キラキラ輝く「金」の力を味方につけて、安心な未来を築いていきましょう!

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