「子猫と始めるお金の勉強にゃんにゃんファイナンス学園」へようこそ! 今回は、投資の世界で最も「爆発力」があると言われる、暗号資産(仮想通貨)の王様「ビットコイン」を検証します。
はじめに
ヒロタカ先生!またまたすごいニュースを見つけちゃいました。『ビットコインが過去最高値を更新!』って。10年前に数百円とか数千円だったものが、今や1,000万円を超えているなんて……。もしボクが、おやつを少し我慢して10年前に1万円分だけ買っていたら、今ごろ猫缶じゃなくて本物のマグロ一本買いできていたんじゃないですか!?
ははは、ももたろう君。ビットコイン(BTC)は、まさに現代の『デジタル・ゴールド』と呼ばれているね。10年前の2016年頃は、まだ一部のマニアックな人しか持っていなかったけど、そこからの伸び率は、金(ゴールド)や株とは比較にならないほど凄まじいんだ。
でも、ビットコインって実体がないし、なんだか怪しいイメージもあって……。ボクみたいな小心者の子猫でも、持っていて大丈夫なものだったんでしょうか?
その疑問はもっともだね。ビットコインは『夢』も大きいけど、その分『谷』も深いんだ。今日は、もし10年前に1万円を投じていたらどうなっていたか、その衝撃の数字をシミュレーションしてみよう!
1. シミュレーション:2016年の1万円は今いくら?
まずは、タイムマシンに乗って10年前の相場を見てみましょう。
2016年当時のビットコイン価格
10年前の2016年初頭、ビットコイン1枚(1BTC)の価格は、日本円で約5万円〜7万円程度でした。
- 当時の投資額: 10,000円
- 買えた数量: 10,000円 ÷ 50,000円 = 0.2 BTC
当時は「1万円で0.2枚も買えた」んですね。今では信じられないような安さです。
2026年現在の評価額
2026年現在、ビットコインの価格は大きな波を繰り返しながら、現在は1枚あたり約1,500万円(※検証用シミュレーション値)を超えています。
- 現在の価値: 0.2 BTC × 15,000,000円 = 300万円!
えええっ!?1万円が300万円に!?先生、300倍ですよ!300倍!ボクの1万円が、魔法にかかったみたいに増えちゃっていますにゃん!
2. なぜこんなに増えた?「デジタル・ゴールド」の正体
ビットコインがこれほどまでに評価されているのには、理由があります。
① 発行枚数に「上限」がある
ビットコインは世界に「2,100万枚」しか存在しないようにプログラムされています。 金(ゴールド)と同じように「数に限りがある」ため、みんなが欲しがれば欲しがるほど、1枚あたりの価値が上がっていく仕組みです。
② 大手企業や国が認め始めた
昔は「怪しいネットのお金」でしたが、今では有名企業が資産として保有したり、アメリカでビットコインのETF(上場投資信託)が承認されたりと、社会的な「信頼」が積み上がってきました。
3. 恐怖!ビットコインの「ジェットコースター」な道のり
シミュレーションでは「300倍」という夢のような数字が出ましたが、ここでももたろう君に知っておいてほしい「現実」があります。この10年間、ただ右肩上がりに増え続けたわけではありません。
ももたろう君、この10年間、ビットコインを持っていたら、君のメンタルはボロボロになっていたかもしれないよ。
激しすぎる価格変動(ボラティリティ)
- 2017年末: 200万円まで急騰した直後、2018年には40万円台まで80%も暴落。
- 2021年〜2022年: 700万円を超えたと思ったら、また200万円台へ急降下。
ひ、80%も減っちゃうんですか……!?100万円持っていたら、一気に20万円になっちゃうなんて。ボクならショックで毛が抜けちゃいますにゃ。
それがビットコイン投資の『入場料』なんだ。この激しい揺れ(リスク)を受け入れた人だけが、300倍というリターンを手にすることができたんだよ。
4. 前半のまとめ:ビットコインは「超ハイリスク・超ハイリターン」
前半の検証で分かったことはこちらです。
- 10年前の1万円は、現在「約300万円」という驚異的な価値になっている。
- 「発行上限」があることで、希少価値が認められ続けている。
- ただし、資産が数分の一になるような暴落が何度も起きている。
夢はあるけど、ボクみたいなのんびりした猫には、ちょっと刺激が強すぎる気がしてきました。先生、今からビットコインを始めるなら、どうやって自分を守ればいいんですか?
いい質問だね。後半では、ビットコイン投資で全財産を失わないための『安全な付き合い方』と、NISAとの使い分けについて解説するよ!
「にゃんにゃんファイナンス学園」の講義、驚愕の結果が待つ後半戦に突入にゃん! 前半では、10年前の1万円が「300万円」に化けるという、ビットコインの圧倒的なパワーを確認しました。
ここからは、そんなビットコインとどう「賢く」付き合うべきか、そして誰もが気になる「税金」や「最新のニュース」について、ヒロタカ先生が鋭く解説します!
5. 【検証】もしも「積立」で買っていたら?
「一度に1万円買うのは怖すぎる!」という方のために、毎月1,000円ずつコツコツ積み立てた場合のシミュレーションも見てみましょう。
10年間の積立結果(月1,000円 × 120ヶ月)
- 投資総額: 12万円
- 評価額: 約150万円〜200万円(時期による変動あり)
先生!一度に買うより増え方はマイルドになりますけど、それでも十分すごいですにゃん。これなら、暴落したときも『安く買えてラッキー!』って思えるから、心臓にも良さそうです。
その通り!ビットコインのような動きが激しい資産こそ、『ドルコスト平均法(積立)』が真価を発揮するんだよ。一喜一憂せずに済むのが、積立の最大のメリットだね。
6. ビットコインの「税金」は要注意!NISAでは買えない!?
ここで、ももたろう君がショックを受けるかもしれないお知らせです。
NISAでは直接買えません
残念ながら、2026年現在も、ビットコインそのものを新NISAの口座で買うことはできません。
- 理由: NISAは「上場株式や投資信託」などを対象とした制度であり、暗号資産(ビットコイン)はまだその仲間入りをしていないからです。
税金の壁(雑所得)
ビットコインで得た利益は、原則として「雑所得」になります。
- 最大税率: 住民税と合わせて、なんと最大55%!
- 最新ニュース: ただし、2026年の税制改正大綱において、ようやく「20%の分離課税(株と同じ税率)」への見直しが決定しました!適用されるのは2027年以降になる見通しですが、投資家にとっては大きな追い風です。
ええっ!半分以上税金で持っていかれちゃう時代があったんですか!?でも、20%になるなら、ボクたち猫にも希望が見えてきました!
7. ヒロタカ先生流・ビットコインとの「安全な距離感」
ビットコインは、メインの資産にするには少し「やんちゃ」すぎます。学園が推奨するポートフォリオの割合は以下の通りです。
資産の「1%〜5%」に抑える
- もし100万円持っていたら: ビットコインは1万円〜5万円分だけにする。
- 理由: もし5%がゼロになっても生活は困りませんが、もしそれが300倍になれば、資産全体を大きく押し上げてくれる「夢のチケット」になります。
投資の世界ではこれを『非対称なリターン』と呼ぶんだ。失うものは小さいけれど、得られるものは計り知れない。そんな持ち方が、ビットコインには一番合っているんだよ。
8. 2026年、ビットコインは今からでも「買い」なの?
現在のビットコインは、昔のように「一部のマニアのもの」ではなく、世界中の銀行や国が注目する「デジタルな資産」としての地位を確立しました。
- ポジティブな要因: 大手金融機関によるビットコインETFの普及や、税制改正による投資環境の改善。
- 懸念点: 依然として価格変動が激しく、各国の規制によって一時的に急落するリスク。
先生、ボク分かりました。ビットコインは、全財産をかけるギャンブルじゃなくて、未来のテクノロジーへの『応援』として、少しだけ持っておくのが一番かっこいい猫のやり方ですね!
9. 「タイムマシン」がなくても、今日が一番若い日!
「10年前に買っていれば……」と悔やんでも、時計の針は戻りません。でも、もし10年前のあなたが今のあなたを見たら、きっとこう言うはずです。
「今から少しでも始めておけば、10年後の自分はもっと楽になっているはずだよ」
10. まとめ:ビットコイン検証の最終回答
- 10年前の1万円は、現在約300万円!夢の爆発力は健在。
- 激しい暴落(ボラティリティ)は、高リターンを手にするための「入場料」。
- 税制改正により、今後は「株と同じ感覚」で投資できる環境が整いつつある。
- 資産の1%〜5%程度を「お守り」や「夢のチケット」として持つのが正解。
ヒロタカ先生、ありがとうございました!ビットコインの凄さと怖さ、両方がよく分かりました。ボク、まずはおやつ代の1%をビットコインに変えて、10年後の大マグロパーティーを夢見ることにします!
ははは、その1%が、いつか学園のみんなへのご馳走になるかもしれないね。楽しみにしてるよ、ももたろう君!
最後に
「子猫と始めるお金の勉強にゃんにゃんファイナンス学園」では、新しい投資の形もフラットな視点で解説しています。
ビットコインは魔法ではありませんが、新しい時代の「富の保存先」としての可能性を秘めています。正しい知識を持って、あなたのポートフォリオに「スパイス」を加えてみてくださいね。



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