【検証】新NISAの1,800万円を「高配当株」にフル投資したら?

検証・実績

「子猫と始めるお金の勉強にゃんにゃんファイナンス学園」へようこそ! 今回は、多くの投資家が一度は夢見る「配当金生活(インカムゲイン)」をテーマに、新NISAの生涯投資枠1,800万円をフル活用したシミュレーションをお届けします。


はじめに

ヒロタカ先生!ボク、最近『配当金』っていう言葉に心ときめいているんです。持っているだけで、定期的にお金が振り込まれるなんて……それって、一生働かなくてもカリカリが自動的に出てくる魔法の装置ですよね!?

ははは、ももたろう君、夢が膨らんでいるね。確かに配当金は『お金のなる木』から収穫する果実のようなものだよ。特に新NISAなら、その果実(配当)にかかる税金もゼロになるから、効率よくお小遣いを増やせるんだ。

新NISAの枠、全部で1,800万円でしたっけ?もし、その1,800万円を全部『高配当株』に使ったら、ボクは毎日お昼寝して暮らせるくらいの金額がもらえるんでしょうか?

いい質問だね。今日は、1,800万円をフル投資したときに『毎月いくら入るのか』、そして『どんなリスクがあるのか』を、現実的な数字でシミュレーションしてみよう。夢の配当金生活、その正体を暴いていくよ!


1. 高配当株投資と「新NISA」の相性が最強な理由

通常、日本の個別株やETF(上場投資信託)から配当金を受け取ると、そこから**20.315%**の税金が差し引かれます。

  • 課税口座の場合: 10万円の配当が出ても、手元に残るのは約8万円。
  • 新NISA口座の場合: 10万円の配当が出たら、10万円まるまる受け取れる!

この約20%の差は、長期で見ると非常に大きな金額になります。1,800万円という大きな枠を「非課税」で運用できるメリットを最大限に活かせるのが、高配当株投資なのです。


2. 検証:1,800万円フル投資で「毎月いくら」入る?

それでは、具体的なシミュレーションをしてみましょう。高配当株といっても、配当利回り(株価に対して1年間にもらえる配当の割合)によって、もらえる金額は変わります。

シナリオ①:手堅く「配当利回り 3%」の場合

まずは、無理のない範囲で優良な大型株などを選んだ場合です。

  • 年間の配当金: 1,800万円 × 3% = 54万円
  • 月額換算: 54万円 ÷ 12ヶ月 = 45,000円

シナリオ②:攻めの「配当利回り 4%」の場合

日本の高配当株の中で、比較的目指しやすい水準です。

  • 年間の配当金: 1,800万円 × 4% = 72万円
  • 月額換算: 72万円 ÷ 12ヶ月 = 60,000円

シナリオ③:超アグレッシブ「配当利回り 5%」の場合

かなり高い利回りを狙った場合です(リスクも高まります)。

  • 年間の配当金: 1,800万円 × 5% = 90万円
  • 月額換算: 90万円 ÷ 12ヶ月 = 75,000円

月4万5,000円から7万5,000円……!これ、家賃の足しになったり、毎日のご飯がちょっと豪華になったりするレベルじゃないですか!先生、ボクもうワクワクが止まりません!

そうだね。月6万円もあれば、通信費や光熱費、食費の一部をカバーできる。まさに『自分専用の年金』を作っているような感覚だね。


3. 「毎月分配」にするための組み合わせ術

日本の個別株は、通常「年に2回」配当を出す企業がほとんどです。そのため、特定の月にだけお金が入ってきて、他の月はゼロ……ということも珍しくありません。

銘柄の「決算月」をずらす

例えば、以下のように権利確定月(配当がもらえる権利が決まる月)を分散させることで、毎月配当が入る仕組みを作れます。

  • 3月・9月決算: 日本の多くの企業(三菱商事、NTTなど)
  • 6月・12月決算: JT(日本たばこ産業)やキヤノンなど
  • 1月・7月決算: 積水ハウスなど

これらをバランスよく組み合わせることで、家計の管理がしやすい「毎月配当システム」を構築できるのです。


4. 高配当株投資の「落とし穴」:利回りだけで選んじゃダメ!

ここで、ヒロタカ先生から大切な警告です。

ももたろう君、『利回りが10%だからこの株を買おう!』なんて安易に考えちゃダメだよ。高すぎる利回りには、実は怖い罠が隠れていることがあるんだ。

減配(げんぱい)のリスク

企業の業績が悪くなると、「もう配当は出せません」と言って、配当金を減らしたり、ゼロ(無配)にしたりすることがあります。

  • 罠にかかると: 配当が減るだけでなく、それを嫌気して株価も暴落し、資産価値もダブルで減ってしまいます。

業績が安定しているか

「お金を出す余裕がある企業か」を見極めることが大切です。過去10年以上、一度も配当を減らしていない「累進配当(るいしんはいとう)」を宣言している企業などを選ぶのが、初心者のための鉄則です。


5. 前半のまとめ:新NISAで「不労所得」の基盤を作る

前半では、新NISAで1,800万円を運用した際の具体的な受取額について学びました。

  1. 新NISAなら配当金への税金20%がかからず、全額受け取れる。
  2. 1,800万円フル投資で、現実的に月4.5万〜6万円程度のお小遣いが狙える。
  3. 決算月を分散させれば、家計を助ける「毎月配当」も可能。
  4. 高い利回りにはリスクがあるため、企業の「稼ぐ力」を見ることが重要。

なるほど……。単にお金を入れるだけじゃなくて、どんな会社を選ぶかが、ボクの『カリカリ製造機』を壊さないための鍵なんですね。

その通り!ここからは、具体的にどんな銘柄やETFを組み合わせればいいのか、そして『配当金を再投資すべきか、使っちゃうべきか』という究極の選択についても解説していくよ。

次は、その夢を現実のものにするための具体的な銘柄選びのコツや、長く続けるための戦略を深掘りしていきましょう。


6. 具体的に何を買えばいい?「個別株」と「ETF」の組み合わせ

1,800万円という大きな枠を埋める際、すべてを自分で1つずつ銘柄を選ぶのは大変です。そこで、「ETF(上場投資信託)」と「個別株」を上手に組み合わせるのが賢い猫のやり方です。

① 手間いらずの「高配当株ETF」を活用する

ETFは、何百もの企業にまとめて投資してくれる詰め合わせパックのようなものです。

  • 日本の高配当ETF: 「1489(日経高配当株50)」や「2564(グローバルX 配当貴族)」など。これらを持つだけで、プロが選んだ優良な高配当株に分散投資できます。
  • メリット: 1つの企業がダメになっても、全体へのダメージが少ないため、枕を高くして寝られます。

② こだわりの「個別株」で利回りを底上げ

ETFをベースにしつつ、自分が応援したい、あるいは特に業績が安定している個別銘柄を数個プラスします。

  • 注目銘柄の例: 通信(NTT、KDDI)、金融(三菱UFJ)、総合商社(三菱商事、三井物産)など、私たちの生活に欠かせないインフラを支える企業は、配当が安定しやすい傾向にあります。

先生!ボク、全部自分で選ぶのは自信がないから、まずは半分くらいをETFにして、残りを大好きな会社の株にするのが良さそうですにゃ!

それがいいと思うよ。投資において『安心感』は継続するためのガソリンだからね。最初から100点満点を目指さず、まずはプロの詰め合わせ(ETF)に頼るのが正解だよ。


7. 配当金生活を盤石にする「増配(ぞうはい)」の力

実は、高配当株投資の本当の凄さは「もらえる金額が勝手に増えていくこと」にあります。これを「増配」と呼びます。

放置していてもお小遣いが増える?

企業が成長して利益が増えると、株主に配る配当金を増やしてくれることがあります。

  • 例: 買ったときは1株50円の配当だったのが、数年後には70円、100円と増えていく。
  • ももたろう君の効果: 投資した1,800万円はそのままでも、受け取る月額が6万円から8万円、10万円と育っていく可能性があるのです。

これを狙うためには、今の利回りだけでなく「過去に何度も配当を増やしてきた実績があるか(連続増配)」をチェックするのがポイントです。


8. 究極の選択:配当金は「使う」べき?「再投資」すべき?

新NISAで配当金が入ってきたとき、ももたろう君は迷うはずです。「これでおやつを買うか、それとももっと株を買うか」。

資産を最速で増やしたいなら「再投資」

もらった配当金でさらに株を買えば、翌年はその株からも配当が出ます。これが前半で学んだ「複利の魔法」を最大化する方法です。

心の豊かさを優先するなら「使う」

せっかくの配当金ですから、日々の生活を豊かにするために使うのも正解です。「このランチはあの会社がご馳走してくれたんだにゃ」と思えれば、投資がもっと楽しくなります。

うう……どっちも魅力的です!半分使って、半分再投資するっていう『欲張りプラン』はどうですか?

それも立派な戦略だよ。例えば、目標の1,800万円を埋めるまでは再投資に回して、枠が埋まったら後はご褒美として使い切る、というルールを作っている人も多いね。


9. 暴落が来たときに「配当」があなたを救う

株価が下がると、資産が減って不安になりますよね。でも、高配当株投資家は暴落時でもパニックになりにくいと言われています。

  • 株価が下がっても配当は出る: 株価が20%下がっても、企業の業績が維持されていれば、配当金は変わらず振り込まれます。
  • 心の支え: 「資産額は減ったけど、今月も通帳にお金が入ってきた」という事実は、投資を投げ出さないための強力な心の安定剤になります。

10. まとめ:1,800万円で作る「第二の給料日」

今回の講義のまとめにゃん!

  1. 1,800万円のフル活用で、月額4.5万〜7.5万円の非課税収入が狙える。
  2. ETFで土台を作り、個別株で彩りを添える「ハイブリッド戦略」がおすすめ。
  3. 「増配」する企業を選べば、将来のお小遣いはさらに増えていく。
  4. 配当金は、暴落時でも投資を続けるための「心の守り神」になる。

先生、ありがとうございました!1,800万円を貯めるのは大変だけど、その先には『毎月のご褒美』が待っていると思うと、今日からの節約も楽しくなりそうです!

その意気だよ。1,800万円は一気に埋める必要はないんだ。月1万円、5万円と積み上げていった先に、少しずつ『お金のなる木』が育っていく過程を楽しんでいこうね。

はい!ボク、いつか自分の配当金だけでヒロタカ先生に最高級のまたたびをプレゼントしますにゃ!

ははは、それは楽しみだね。みんなも、自分だけの『配当金システム』を新NISAで作って、今よりもちょっとだけ自由な未来を手に入れよう


最後に

「子猫と始めるお金の勉強にゃんにゃんファイナンス学園」では、難しい投資をワクワクする冒険に変えてお届けしています。

配当金生活は、一部のお金持ちだけのものではありません。新NISAという素晴らしい制度を使い、コツコツと時間を味方につければ、誰にでもチャンスはあります。

この記事が、あなたの第一歩を後押しできれば嬉しいです!

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